2023年12月1日 – 株式会社フォーステックは、先進的なIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」の運用を、2023年11月30日にオープンした大和ハウスグループの新しい複合商業施設「BiVi新さっぽろ」にて開始したと発表しました。このプロジェクトは、サステナブルな社会と多様性の尊重をテーマに、障害のあるアーティストの作品を取り入れたユニークなデザインで注目を集めています。
「SmaGO」は、米国Big Belly Solar社によって開発された革新的なスマートゴミ箱で、ゴミ箱内部のセンサーがゴミの量を検知し、満杯になると自動で圧砕する機能を備えています。これにより、約600リットルのゴミを収容でき、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をリアルタイムで把握し、ゴミ収集の効率化が図れます。
ラッピングデザインは、岩手県盛岡市の株式会社ヘラルボニー契約作家の手によるもので、サステナブルなゴミ回収システムとアートの融合を目指しています。代表的な作品には、土屋 康一(Koichi Tsuchiya)氏の「葉っぱ」と「花」があり、その鮮やかな色彩と植物をモチーフにしたデザインが特徴です。
BiVi新さっぽろは、JR新札幌駅や札幌市営地下鉄新さっぽろ駅の近くに位置する複合商業施設で、スーパーマーケットや雑貨、飲食店など約34店舗が入居しています。また、室内公園「BiVi PARK」も設置されており、ここに「SmaGO」が2台設置されています。
フォーステックは、環境保護活動の一環として「Smart Action on the GO」をスローガンに掲げ、日本各地での「SmaGO」の設置を通じて、環境に優しい社会づくりを推進しています。